月を見に・・・千葉県立美術館へ

急に涼しくなり、爽やかな日が続いていますね。
お外を歩いていてもとても気持ちがいいです。

先日、表参道での用事が午前中で終わったため、
思い立って千葉県立美術館まで足を伸ばすことにしました。
目的は開催中の企画展、「髙島野十郎展」です。
近頃、日本画や日本における西洋画が気になる私です。

軽く足を伸ばす、とか言ってしまったけど。
表参道からは遠かった(苦笑)
そして天気は少しどんより。
千葉県立美術館は初めて訪れましたが、とても素敵な美術館でした。
赤煉瓦の重厚さと緑のお庭、晴れた日にまた来たい。

さて、肝心の展覧会。
髙島野十郎の作品は今回初めてじっくりと観ました。
細部まで精密に描かれていて、手前から奥まで、
主役から脇役まで、同じ情熱(?)と集中で描かれている感じがしました。
すべてにピントが合っている感じと言ったらいいのでしょうか。

個人的には、空の描写がとても好き。
空というより空気を描いている感じ。
モネにも似ている。
ゴッホや岸田劉生の影響を強く受けていたようです。
(岸田劉生の作品も展示されていました。やっぱ、違うな。緊張感と迫力が・・・)

「孤高だけれども孤独ではない」画家だったそうです。
恩師の肖像画や、知人友人からの手紙、蝋燭の絵シリーズがそれを物語っていました。
個人蔵の作品も多くあり、野十郎さんの作品だから・・・と
代々に渡って大事に受け継いでいるのだとか。
画家のお人柄ですねぇ。素晴らしい。

お目当ての月の絵と蝋燭の絵を見て、すっかり気持ちが秋にシフトしました。(単純)
それ以外にもゆっくり見たい絵が多すぎて、
図録を買って帰ってきてしまいました♡
しばらくの間、秋の夜のおともです。