法事でタヒチパールを着けたお話をしましたが・・・・
それはもう暑くて湿気の多い日でして。
汗や日焼け止めがパールについてしまい、使った後のネックレスとピアスはお手入れ必須となりました。
パール製品のお手入れに関するご質問を受けることも多いので、
ここでちょっとお話をしておきますね。
季節を問わず、使った後は柔らかい布で拭いておきましょう。
夏に活躍。南洋白蝶のバロックパール。
今年は暑過ぎて首周りに何かを着ける気にならず、数えるほどしか使用しませんでした。
それでも汚れはついてしまうもの・・・。

ネックレスでもピアスでもリングでも使った後は軽く拭いて汗や皮脂を落とします。
汗や皮脂、日焼け止めなどの化学薬品が残ったままだとパールの変色や変質の原因となります。
特に汚れがつきやすいネックレスとピアス(イヤリング)についてポイントを説明しますね。
★ネックレスはここをよく拭いて!

クラスプ(留金)の近くの数ピースは特に念入りに拭いてください。
この部分は首にぴったりとくっついています。
また付け外しの際に指が触れるところでもあるので、汗や皮脂がつきやすいです。
珠と珠の間に汚れが溜まりがちなので、一珠ずつ包むように拭いてください。
ただしあまりゴシゴシ拭いたりすると糸が切れてしまうこともありますので、
その辺は加減してくださいね〜。
★ピアスはここに汚れがつきやすい!

スタッドピアスの場合は耳たぶにくっつく部分、ピアスポストの辺りをよく拭いてください。
(耳たぶからも汗や皮脂が出てるのね〜)
イヤリングも同様です。
意外なのがぶら下がりタイプのピアスやイヤリングでもパールに汚れはつきます。

ぶらぶら揺れて首や頬に触れるのでしょうね。
ファンデーションなども付きがちです。
包むようにパール全体を拭いてください。
画像に写っているピンクの布は「パール照りクロス」というパールのお手入れ専用の布です。
ネットでも買えますので検索してみてくださいね。
専用の布でなくても、さっと汚れを落とす程度なら柔らかい布で大丈夫です。
夏場は日焼け止めも付着しやすいです。
(本当はパールを着ける時は日焼け止めを塗るのは推奨しませんが、そうも言ってられないですよね)
夏の汚れは今のうちにきれいに落としておきましょうね。
自分では落とし切れないほど汚れが気になったら、
ご購入のお店などに早めにご相談を・・・。