「◯◯真珠(パール)」◯◯に入るのは貝の名前って知ってた? Part1

今日は少し真珠のお話を・・・。

日本では「真珠」というと、あこや真珠を思い浮かべる方が多いようです。
FinoLinoではあこや真珠の他に南洋白蝶真珠、南洋黒蝶真珠(タヒチパール、ブラックパールとも)、
淡水真珠を使っています。
この、○○真珠という呼び方、○○には母貝の名前が入ります。
( ※真珠を育てる貝を母貝と呼びます)

あこや貝から採れるからあこや真珠、
白蝶貝から採れるから白蝶真珠、
黒蝶貝から採れるから黒蝶真珠、というわけです。

(貝の名前を使わずに、あこや真珠のことを「和珠」と言ったりもします。
また、白蝶真珠、黒蝶真珠を「南洋珠」とも。)

FinoLinoでは白蝶真珠は「南洋白蝶パール」、黒蝶真珠は「南洋黒蝶パール」もしくは「タヒチパール」と記載しています。
(この段落から真珠→パールと言い換えますね)
流通している黒蝶パールのほとんどがタヒチ産です。
FinoLinoで扱っている黒蝶パールもタヒチ産。
なので「タヒチパール」と言ってもOKなのです。

他の黒蝶パールの産地としてはフィジーや沖縄、奄美地方など。
そこで採れた黒蝶パールはタヒチパールと言ってはダメですよー。

石垣島の川平湾でも黒蝶パールが養殖されています

マベパールも「マベ」は母貝の名前です。
表半分はぷっくりと丸みがあって、裏は平らなマベパール。ご存知ですか?

マベ貝は20cmを超えるほど大きく成長する貝です。
だから大きなパールが採れるんですね。
丸だけではなくて雫型やハート型なども生産されています。

あれ・・・?
それなら淡水パールはどうなのよ?

さらりと書くはずが長くなりましたので、
続きはPart2で。