【リフォームオーダー】パワーのあるシトリン。このデザインが正解でしたね!

大きなシトリンのリングのリフォームオーダーをいただきました。
実は、数年前に仕立てさせていただいたリングです。
その時のデザインはこちら↓

コロンとしたシンメトリーのデザインでシトリンをフクリン留めにしていました。
お客様が痩せられて指が細くなり、くるくると回ってしまうようになったとのこと。
そしてこの際デザインを変えてしまいましょうということになりました。

生活が変わったり、お洋服の趣味や気分が変わることってありますよね。
そうすると使わなくなってしまうリングやピアスってありませんか?
今の気分に合わせてジュエリーも作り替えていくのも一案です。

そして今回出来上がったのがこちら↓

指に巻きつく螺旋のデザイン、その先端で石を囲むような感じで・・・
というのがお客さまのご要望でした。
全体を流れるようなラインでまとめ、その流れを止めないように石は斜めに配置しました。
斜め置きは真っ直ぐ置くよりも女性らしい雰囲気になるという効果もあります。

コク(?)とテリがある大きなシトリン。
どこかとろみを感ます。
それが流れるようなラインと相まって、一体感のある仕上がりになりました。

お客さま曰く「こんなに大きいシトリンだったんだ!」
今までフクリンで覆われていたのでそう感じなかったのかもしれません。
今回爪留めにして石全体がスッキリと見えるようになり、その大きさがよくわかりますね。
光もたくさん入るようになってより輝きが増しました。
石の持つパワーが全開!
このシトリンにとってはこちらのデザインが正解でしたね。

サイズが合っていてもリングがくるくる回ってしまう方はいらっしゃいます。
それを少しでも防ぐには、一文字のアームではなくこのようなデザインのリングをお勧めします。
アームとはリングの本体と言えばいいでしょうか。
(そのものズバリ「腕」と言ったりもします)
長くなったのでそのお話はまた今度。

Y様、この度はありがとうございました♪